僕は「愛媛の雑学王」と呼ばれることがあります。
雑学王とは、体系を持たない(アカデミックではない)、表面的な知識をいっぱい知っているということだと思います。今までに脈絡もなく本を書き続け、地元愛媛(高知や香川の本も出していますが)に関する歴史や城、名字、地名、食文化、方言、県民性など、雑多な本を20冊以上書いたことに対する賞賛と揶揄がミックスされたものなのかもしれません。

今まで愛媛に住んできて、僕が世の中に訴求していかなければならないのは、愛媛に住む人々の営みと風土の素晴らしさを伝えることです。特に、データに裏打ちされたもの(エビデンスのあるもの)や、多くの人々(特に文学者)が感じた、愛媛の素晴らしさやユニークなところだと思っています。一般にはあまり知られていなことや、人を感心させる知識をお届けできればいいですね。
ただ、時には無駄な知識を集めるということが要求されます。僕の著作の本質は「エンターテイメント」ですので、みんなに楽しんでもらえればいいと思います。
その内容に間違いがないように心がけ、これからも多くの愛媛や四国に関する本を書いていきます。

書き下ろそうと考えているのは『四国の県民性』です。言い伝えや俚諺による各県のイメージとデータを比較して、真実の姿を導きだします。また、すでに書いている『宇和島城の秘密』や、今までに出版された本の中から、電子出版にふさわしいものを選んで復刻させます。

愛媛には謎と秘密が溢れている

愛媛の雑学王がお届けする情報

僕は「愛媛の雑学王」と呼ばれています。愛媛県に関する本を30冊以上も上梓してきたからです。
書くという仕事を通じて、地元愛媛に関する歴史や城、名字、地名、食文化、方言、県民性、地理、産業、民俗、文学、人物など、愛媛県の魅力を調べ尽くしてきました。

愛媛県の素晴らしさやユニークなところ、一般にはあまり知られていない情報、役にはたない無駄な知識など、地元に住んでいるからこそ書けるトリビアをいっぱい持っています。僕の著作の本質は「エンターテイメント」ですので、みんなに楽しんでもらえればありがたいと思います。

愛媛県の特殊性は水軍の跋扈と伊予八藩にある

平安時代になると、宇和海の日振島を根拠地とする藤原純友の乱が起こっています。また、源平合戦では、豪族の河野氏が水軍を率いて源氏方として活躍しました。
中世になると、水軍が瀬戸内海で活躍し始めます。南北朝時代の忽那水軍や戦国時代に勢力を誇った村上水軍が有名です。東予では、時代を先取りしていく進取の気風が今でも残っています。

愛媛県には現存天守が2つあります
江戸時代、伊予国は西条、小松、今治、松山、新谷、大洲、吉田、宇和島藩の八藩に分かれていました。今治と松山、新谷と大洲、吉田と宇和島は、兄弟藩なのですが、一国一城令が出されていた江戸時代でも稀有な例です。

「現存天守」は、日本全国に12基しかありません。その現存天守のうち、松山城と宇和島城が愛媛県にあります。しかも、松山城、大洲城、西条陣屋にも現存櫓や門が残されています。また、大洲城や今治城には復元天守が建てられています。

藩主が多いことで、各藩で書画や能、茶、文楽など特色をもった文化が育ちました。こうしたことが、東予、中予、南予で住民の性格が異なるという、今日の多彩な愛媛の文化に繋がっているのです。

もっと愛媛県のことを知ってもらいたい

僕は、自然や歴史だけでなく、各分野にわたって愛媛県の特色や魅力をわかりやすく発信しなければならないと考えています。今まで集めてきた情報の数々を、歴史と文化、民俗の全般にわたって愛媛の謎を解き明かし、新しい知識が得られるように工夫していきます。

電子書籍やブログによって、愛媛について少しでも興味や•関心を抱いていただくように頑張ります。

これからも頑張ってまいります

身体には、若干の不随運動が残っているのですが、今ではおおむね健康体になりました。すると不思議なもので、歳はとっていても、まだまだ頑張れるかもしれないと思い始めるようになったのです。幾つになっても、人間って不思議ですね。

最後の頑張りのカタチが、今回の電子書籍出版とマンガのブログです。今までに書きためていた文章ががたくさんあるため、皆さんに知っていただきたいという思いが強くなってきました。やるからには、一生懸命に頑張ろうと思います。

皆さんも、土井中照の電子書籍とブログをご覧ください。よろしくお願いいたします。