愛媛の妖怪伝説を探る

もののけ談義 後編

愛媛を中心とした妖怪・幽霊伝説とその不思議

著者:土井中 照  販売価格:¥400

 愛媛に残る妖怪や幽霊の伝説を中心に、その中に秘められた昔の人々の体験や知識、妖怪を生み出した風土や地域の人々心理、妖怪に対する生活の知恵などを紹介しています。

『マンガで読み解く愛媛の伝説〜妖怪篇〜』を電子書籍化のために再編集。第三章は狸、化け猫、蜘蛛、高坊主といった「里の妖怪」、第四章はお菊井戸、ミサキ、大森彦七と鬼女などの「幽霊」で構成、第五章は疫病退散や魔ものから逃れる方法、異界への入り口など、「妖怪とつきあう」ための方法をイラストとマンガでわかりやすく紹介しています。

 

もくじ

里の妖怪
【狸】
 四国に狐がいない理由・喜左衛門狸・八百八狸・お袖狸・片目の鯛と狸
【化け猫】
 猫又・大藤谷の化け猫
【蜘蛛】
 金剛滝の蜘蛛・食わず女房
【高坊主】
 うとの高坊主
【おおひと】
 大人の足跡
【首なし馬】
 御幸寺山の首なし馬
えひめの幽霊
【お菊の亡霊】
 お菊井戸
【ミサキ】
 七人ミサキ・村芝居のミサキ
【偉人の幽霊】
 これは大事金蓮寺・学信の母の幽霊
【そねみ・妬み】
 ひじりんくぼ・妖鬼の面
【その他の幽霊】
 幽霊の片袖・松根の生首
妖怪とつきあう
【疫病退散と妖怪】
 当時の人が考えた疫病の原因・妖怪による疫病退散・神による疫病退散
【疫鬼や魔ものから逃れる方法】
 自分を守ってくれるものを探す・護符で身を守る・身を清める方法
【異界への入り口】
 異界を覗く

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